シトリン、エメラルドを使った、立体感あるリングです。
シトリンのフクリン枠を作る為、ワックスブロックを切ります。ゴシゴシ。。。
高さのあるシトリンなのでブロックも大きいです。
石をワックスに沈めて、爪になる部分を綺麗に残しながら、石枠を作ります。
ワックスだと分厚くなりがちなのが、注意するところです。
石枠がシルバーになって帰ってきたところで、石がキチンと入るように、微調整、確認。
爪も倒しやすいように形を整えます。
石枠の下部分は、柵状に透かしを入れたデザインです。コロンとして可愛らしい。
と、ここまでは!幅広のリングに石枠を付けるシンプルなデザインでした。
作っている途中、シトリンを花びらに見立てたデザインに変更(^^)
花びらを真鍮で作ったら?2枚付けよう!花びらに小さな石も乗せたら可愛いねー!
と、ガラッとデザイン変更(^^)
紙の上、頭の中だけで考えているより、作りながら少しずつ立体になる過程の方がイメージが沸きやすいかもしれないですね。
物理的に変更できないパターンもありますが、気に入ったデザインで作る方が楽しいに決まっています♪
真鍮板から花びらの形を切り出します。
金床を使って、花びらのカーブを付けていきます。
こんなバランスに♪
花びら同士、花びらと石枠、にキッチリ接点が出来るように擦り合わせをしてから順番にロー付けします。
シトリンの色に合わせてエメラルドを使います。
どこに、いくつ乗せようかな。。
小さい石枠を3つロー付けします。
真鍮の上にシルバーの石枠を乗せた状態なので、ローが沢山はみ出さないように注意。
石枠、花びらのロー付けが全て終わったら、リングにロー付け。
綺麗に磨いて、石留めをします。
上下どちらを持ってきても可愛い、細めのリングと重ね付けしても可愛い~♪
楽しそうな、明るいリングですね(^^)
過程で躓いても自分で修正して先に進められたり、
前よりも上手になっているのを実感できたり、
完成をイメージしてワクワクしたり、
お店にはないような自分の好きな物を自分で作れてウキウキしたり。。。
良い時間が沢山あります(^^)